あなたは足裏はよく汗をかく方でしょうか？でも今回は足の裏ではなく身体全体の多汗症の治療について考えてみましょう。多汗症の症状は一言で簡単に言えば汗っかきですが、しかしこれにはいくつかのタイプがあります。
多汗症の一つは、全身ぐしょぐしょ、特に何処からという訳ではなく、ともかく全身から汗を一杯かいてしまうという、よくマンガに出てきそうな全身型の多汗症です。
多汗症の全身型の場合は、単純に太りすぎだったり、汗をかく能力がただ高いだけだったりという事もあります。
多汗症は、太っている方にその傾向があります。やせている際は多汗症でなかったのであれば、ダイエットで多汗症は改善します。
ただし、かならず寝汗をかくとか、体重が次第に減ってきたという場合、糖尿病や悪性腫瘍などの隠れた病気を考えて受信する事も必要です。
多汗症といいながら、寝汗は他の病気を体が知らせてくれる保険のサインだと思って、生活習慣病や悪性疾患などにも気を配って下さいね。
多汗症でも部分的なものがいろいろと悩みのタネです。例えば手のひら、ワキの下、顔、胸の部分などですね。
局所型の多汗症は仕事や生活習慣により誘導される事が知られています。例えば銀行などでも方と接すると手のひらや顔に必要以上に汗をかいてしまうという方は時々いらっしゃいます。
こういう、精神的なストレスが原因だと推測できる場合はまず、それを取り除く事、次に神経内科などで精神安定剤を処方してもらう事を考えて下さい。
保険は利きませんが、美容外科での外科手術も最終的な選択として選択する事ができます。
美容外科で受けられる多汗症治療にはシワ取りで有名なボトックス注射も効果的です。ボトックスは末梢神経を麻痺させる効果がありますので、ボトックス注射により、数ヶ月間は汗が出にくくなります。
多汗症治療の外科手術として、美容整形外科でワキガの治療に使う汗腺摘出手術も効果的です。しかし、結構費用の掛かる手術です。有名な品川美容外科とか安い所もありますが、これは多汗症治療としては最終手段だと思って下さい。